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郷土料理、減塩

2020年03月09日 UP

食塩相当量(1人分)

2.6g 減塩率22%(対伝統レシピ)

うま味調味料ポイント!

• あさりの水煮缶の下味として、うま味調味料を使用し、磯臭さをやわらげた。
• 食材を煮込むタイミングでうま味調味料を加えることで、煮込む間に野菜の甘味が増すように工夫した。
• うま味調味料とあさりの水煮缶を使った時短レシピ。

◉第4回「うま味調味料活用 郷土料理コンテスト」2019 江戸の伝統賞

チーム:うまじゃ
所属 :日本女子大学 家政学部食物学科

審査員コメント・受賞チームの味覚評価結果はコチラ

材料4人分

  • あさり(水煮缶)

    220g

  • うま味調味料(A)

    4ふり(0.4g)

  • 千住葱(長ねぎ)

    120g

  • 小松菜

    160g

  • しょうが

    24g

  • 水+水煮缶の汁

    480cc

  • うま味調味料(B)

    8ふり(0.8g)

  • 40cc

  • みりん

    大さじ1弱(16g)

  • みそ

    大さじ1弱(16g)

  • ごはん

    720g

  • のり

    1.6g

  • 内藤唐辛子(輪切り)

    適量

作り方

  1. 水煮缶のあさりの下処理をする。 あさりと汁に分け、あさりにうま味調味料(A)をふり2~3分置き、キッチンペーパーで水気を拭き取り、磯臭さを取る。

  2. 野菜を切る。 ねぎは1㎝幅に斜め切りにする(盛付用に少量を5mm幅の小口切りにして別に分けておく)。小松菜は3㎝幅に切り、しょうがは千切りにする。

  3. 鍋に1で分けた水煮缶の汁と水を加え(水で伝統レシピのかつおだしと同量になるように調整)、うま味調味料(B)、酒、みりんを加えて煮立たせる。

  4. ねぎを加え、中火で約4分煮込む。

  5. しょうが、小松菜の茎、あさりを入れ、約2分煮込む。

  6. 小松菜の葉を入れ、ひと煮立ちさせる。

  7. みそを溶かし入れ、味を調える。

  8. ご飯をよそい、7をご飯の上から汁ごとかける。もみのりを散らし、2でとっておいたねぎの小口切りと、内藤唐辛子を乗せる。

東京の郷土料理「深川丼」の特徴 (応募レポートより)

●どんな時に食べる料理か
深川丼は、さまざまな場面で食べることができ、行事にかかわらず、普段の食生活にとりいれやすく、昔ながらの優秀なファストフードといえる。現在は主に、東京23区東部にある江東区の清澄・白河・門前仲町・森下などを含む「深川地区」のお店で食べられている。

●由来
深川丼の由来は、江戸時代の深川地区の漁師が、仕事の合間に食べる賄い飯だといわれている。昔、現在の江東区には‘深川浦’と呼ばれる砂州が広がり、ここを漁場として深川の漁師が漁業をしていた。彼らが仕事の合間に食べる「ぶっかけめし」が現在の深川丼のルーツとされている。