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郷土料理、減塩

2022年03月24日 UP

食塩相当量(1人分)

1.0g 減塩率38%(対伝統レシピ)

うま味調味料ポイント!

• 鯛にうま味調味料で下味をつけて、臭みを和らげ、ふっくら仕上げました。
• 麦みその量を半分に減らし、うま味調味料でうま味を補いました。
• 鯛の下味に、塩の代わりにうま味調味料をふることで、簡単にうま味がアップし、鯛のおいしさが引き出されました。

◉第6回「うま味調味料活用! 郷土料理コンテスト」2021 郷土愛賞

チーム:だし屋のふたご
所属 :福岡女子大学 国際文理学部 食・健康学科 3年

審査員コメント・受賞チームの味覚評価結果はコチラ

材料2人分

  • かつお・昆布だし

    カップ1・1/2

  • ごはん

    300g

  • 鯛(切り身)

    100g

  • きゅうり

    60g

  • 麦みそ

    10g

  • みょうが

    14g

  • みかんの皮

    2g

  • 塩(きゅうりの下味用)

    0.2g

  • うま味調味料(A)

    2ふり

  • うま味調味料(B)

    4ふり

※うま味調味料は、低核酸系うま味調味料を使用。

作り方

  1. 昆布とかつお節で、だしをとる。

  2. きゅうりは輪切りにし、塩を軽くふってしばらくおき、水気を絞る。みょうがは小口切りにして水にさらし、水気をきる。

  3. みかんの皮の裏の白い部分を包丁で削いで取り除き、キッチンペーパーで包んで電子レンジ(600w)で1分ほど加熱して水分を飛ばす。水分が取れて乾燥したら、細切りにする。

  4. 鯛にうま味調味料(A)をふり、麦みそをクッキングシートに薄くぬる。それぞれを鉄板にのせ、170℃のオーブン(余熱なし)で20分焼く。味噌は10分ほどで(表面に軽く焦げ目がついたら)とりだす。

  5. 焼き上がった鯛と麦みそをボウルに入れ、鯛の身をフォークなどで細かくほぐしながら焼いた麦みそと混ぜ合わせ、うま味調味料(B)を加えてさらに混ぜる。

  6. ⑤に出汁を少しずつ加えてよく混ぜてから冷蔵庫で冷やす。

  7. 器にご飯を盛って⑥をかけ、②、③の薬味をのせる。

     

    【伝統レシピの調理手順】
    ※④、⑤の鯛に少量の塩をふり、白焼きにする。白焼きにした鯛をすり鉢に入れてする。麦みそを加え、なめらかになるまでする。すり鉢の内側にはがれないようにこすりつけ、ガスコンロで軽く焦げ目をつける。すって、焦げ目をつける作業を2~3回繰り返す。

愛媛の郷土料理「伊予さつま汁」の特徴 (応募レポートより)

●地域
愛媛県 南予地区宇和島

●季節
通年(特に夏)

●食す機会
愛媛県の宇和島で古くから食べられている汁物で、白いご飯の上に汁をかけて簡単に食べられることから、漁師が船上で食していたと言われています。

●由来
「さつま汁」といえば名前にある通り九州の鹿児島県に伝わる料理を連想する人が多いはずです。この場合の「さつま汁」は鶏肉や大根、人参などをごった煮にしたものを指し、地域によって入れるものが異なり、味付けにも地域差があるという郷土料理ですが、愛媛県南予地域宇和島を中心に伝わる「伊予さつま汁」は魚と味噌を使ったもので、ご飯にかける冷や汁のようなものとなっており、九州の「さつま汁」と大きく異なっています。愛媛県の郷土料理なのに「さつま汁」と呼ばれているのには大きく3つの諸説があります。1つ目は、昔に鹿児島県から伝わったさつま汁が愛媛県なりの形になって土着した説です。2つ目は「妻が夫を助ける」という意味を当て字にして「佐妻汁(さつまじる)」とつけられたという説です。3つ目はだし汁がなじみやすいようにご飯に十字を入れていたので、その十字が薩摩藩の藩主であった島津家の家紋と似ているところから名前を借りたという説です。他にも南宇和群の漁村に自然発生したという説や、江戸時代にがつお漁民が考案したという説もあります。

●食材
愛媛県南予地区は愛媛県でも港町が栄えている場所の一つであり、特に宇和島での漁獲高は県内でもトップクラスです。特にタイやアジ、イワシの漁獲量がおおく、通年よく食べられる魚となっています。そこでこの地区では、ほたるじゃこやアジ、おいひらぎなどの小魚を使った「じゃこ天」などの魚を使った料理が多く残っており、「伊予さつま汁」もその一つです。「伊予さつま汁」にはタイやアジ・イワシの干物を使用していて、薬味に愛媛県特産のみかんの皮をお好みで加えて食されます。

●参考資料
・家庭でも簡単に作れる「伊予さつま汁」のおいしい食べ方
・JF愛南協会 旬のおさかなカレンダー
・(有)安岡蒲鉾 じゃこ天について