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うま味活用賞

ミマたん 美作短期大学 栄養学科2年

蒜山おこわ(岡山県)

蒜山おこわ(岡山県)

このページでは、受賞チームの応募内容・
審査員総評・レシピをご紹介いたします。

受賞者からのコメント

伝えていきたい
蒜山おこわ

美作短期大学がある津山市では、好き嫌いの理由で給食を残す児童が増えています。好き嫌いを無くすためには、小さい頃から食に触れ、食材のありがたみを感じ、本来のおいしさを知ることが大切だと考えました。また、同時に昔からの郷土料理は祖先の知識がたくさん詰まっており、現在の料理として活かすことで栄養も確保できます。そこで、私達が伝えたいのが「蒜山おこわ」です!栗の甘味や豊富な具材、四季折々の山菜のうま味がたくさん詰まっているので一杯で大満足の一品。麦も加えることで栄養も摂れ、各家庭でも作りやすいように炊飯器調理を考案しました。簡単に調理できるので、家族一緒に調理し炊飯器を囲んで団欒を楽しんでもらいたいと思います!

郷土料理の伝承と
うま味調味料の可能性

蒜山おこわを伝承するためには、現在の嗜好に合わせる必要があります。薄味志向や健康志向が高まっているため、うま味調味料を活用することで蒜山おこわを減塩でき、本来のおいしさを保ちながら健康的に食べることができます。うま味調味料は少量で味の変化が現れるため、素材の持ち味を活かしながらおいしく調理できることが魅力です。私達の蒜山おこわも食材に調味にそして、うま味増強としても活用しました。本来の蒜山おこわのおいしさを残しつつ、減塩でき、身体にも良い!まさに理想の料理です!家庭でも安定して作ることが可能になるよう身近な食材で調理できます。本来の蒸し器ではなく炊飯器で簡単に調理できることもポイントです。誰が作っても「おいしい!」と感じてくれる蒜山おこわを再現可能な郷土料理として食育イベントや小学校の体験など地域を巻き込んだ食育の推進をしていくことで継続的に伝えていきたいと思います。

審査員総評

  • 伝承性
  • 新世代へのフィット感
  • うま味調味料の活用度

受賞チームの味覚評価結果紹介

伝統的なレシピと減塩レシピ(うま味調味料活用)を比較すると減塩率72%伝統的なレシピと減塩レシピ(うま味調味料活用)を比較すると減塩率72%

うま味調味料の活用ポイント

おいしく減塩するために
工夫したところ

  • 鶏肉の臭みとうま味の凝縮のために、うま味調味料を入れた水に漬けることで味のバランスが均等になるようにした。
  • 具材を炒める工程で、うま味調味料を加え、野菜の甘味を引き出し、減塩でも野菜のおいしさが味わうことができるようにした。
  • 炊飯器で炊く前に具材全体に振り入れることで、具材の味が均等にいきわたり、おいしく仕上げれるようにした。

次世代に伝えていくために
工夫したところ

  • 塩が少なくなると物足りなさを感じてしまうところ、うま味調味料を活用することで、減塩でも物足りなさを感じないようにし、健康面にも配慮した。
  • 野菜が苦手な子どもたちが多いが、うま味調味料を加えることで野菜のおいしさが引き立ち、野菜独特のクセが無くなるため食べやすくした。

うま味調味料の活用以外のポイント

おいしく減塩するために
工夫したところ

  • 生姜には、生臭さなどを取り除く効果があるため、鶏肉に使用し肉本来のおいしさを味わうことができるようにした。
  • 鶏肉には、多くの油が含まれているため、ムラが出来ないようにカリっと表面を焼くことでうま味を鶏肉内に閉じ込めるようにした。
  • 具材を一度炒めることで、余分な水分をとばし、うま味と最小限の調味料でおいしく味がつくようにした。
  • 香味野菜である大葉を最後にのせることで香りからも食欲をさらに感じ、減塩でも楽しんで食べられるようにした。

次世代に伝えていくために
工夫したところ

  • 本来、蒸し器を使用するが現代では蒸し器を常備している家庭も少ないため、炊飯器を使用した調理工程とした。
  • 忙しい世代でも簡単に調理が出来るように、切って炒めて、炊き上げる工程のみにした。

材料

※うま味調味料は、低核酸系うま味調味料、高核酸系うま味調味料を使用。

作り方

  1. 水1・4/5カップにいりこ4本を入れて出汁をとる
  2. もち米と麦を合わせ洗っておく。
  3. ナイロン袋に鶏肉と高核酸系うま味調味料(A)、少量の水(分量外)を加え30分ほどおく。30分後に取り出し、しょうがのすりおろしをまぶして、表面がカリっとするくらいまで焼き、ひと口大に切る。
  4. にんじん・油揚げは短冊切り、ごぼうはささがき、干しいたけは戻してスライス、たけのこ・ちくわはひと口大に切る。(干しいたけの戻し汁は残しておく)
  5. いんげんは下ゆでして3cm長さに切り、大葉はせん切りしておく。
  6. フライパンに油を熱し、③の具材を炒め、高核酸系うま味調味料(B)、しょうゆ・みりん・砂糖・塩を加えて炒める。
  7. 炊飯器に①を入れ、②・⑤の順でのせる。その後、水と③の干しいたけの戻し汁を合わせたもの2カップを加え、栗、ぎんなんをのせ、高核酸系うま味調味料(C)をふり入れ、炊飯器のスイッチを入れる。
  8. 炊きあがったら、④のいんげんを混ぜ、茶碗に盛りつけ、④の大葉をのせる。

〈伝統レシピの調理手順〉
②鶏肉にしょうがをまぶし、カリっと焼く工程。
⑦伝統的な郷土料理はいんげんを散らすが、今回混ぜ込み大葉を飾り付けた。

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