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テーマ

郷土料理、主食

2020年03月30日 UP

岩手や青森の南部に伝わる具だくさんの汁で、小麦粉の生地を引っ張ってちぎることからひっつみと呼ばれます。ツルッとなめらかで喉越しがよく、かみごたえがあります。ゆでたひっつみにきな粉と砂糖をかけると、おやつになります。

材料4~6人分

  • 鶏もも肉

    1枚

  • ごぼう

    (小)1本

  • にんじん

    (小)1本

  • 長ねぎ

    1本

  • 干ししいたけ

    4~5枚

  • だし汁+しいたけのもどし汁

    カップ8

〈ひっつみの生地〉

  • 小麦粉

    カップ2

  • ぬるま湯

    カップ1/3〜

〈A〉

  • カップ1/4

  • しょうゆ

    カップ1/3

  • 少々

  • うま味調味料

    少々

作り方

  1. ボウルに小麦粉を入れてぬるま湯を加えて練る。耳たぶくらいのかたさになってまとまったら、打ち粉をした台に移してなめらかになるまでこね、ラップをかけて30分(夏期)~2時間(冬期)休ませる。

  2. 鶏肉はひと口大に切り、ごぼうはささがきにして水にさらす。にんじんは短冊切りにし、長ねぎは斜めに切る。干ししいたけはもどして細切りにし、もどし汁はだし汁と合わせておく。

  3. 鍋に(2)のだし汁を入れて沸かし、長ねぎ以外の(2)を入れて火を通し、Aで調味する。

  4. 別の鍋に湯を沸かし、手に水をつけて(1)を薄く引きちぎって落とす。

  5. 1分ほどゆでたら氷水に取る。(3)に水気をきったひっつみ、長ねぎを加えてひと煮立ちさせる。

先生プロフィール

林 恭子(はやし きょうこ)
林学園、八戸調理師専門学校副校長、林料理学校校長。長い経験を基に、プロの育成や家庭料理の指導に力を注いでいる。岩手県盛岡市出身、青森県八戸市在住。