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テーマ

郷土料理、副菜

2020年03月27日 UP

富山では酢ずいき、福井では赤ずいきのすこといい、お盆や秋祭りのときによく作られます。乾煎りした赤ずいきを甘酢に浸すと、酢の作用で赤味が増します。すぐにでも食べられますが、冷蔵で7~10日間もち、常備菜としても楽しめます。

材料4人分

  • 赤ずいき

    300g

  • 小さじ2

  • <甘酢>

  • カップ1/4

  • 砂糖

    大さじ3

  • うま味調味料

    少々

◉材料メモ

・赤ずいきは八つ頭の葉柄で、里いもの葉柄よりもえぐみが少ないようです。ずいきを干したものは芋がらとして出回っていますが、この料理には生のずいきを使ってください。

作り方

  1. 赤ずいきは筋のような薄い皮をむいて5センチ長さに切り、塩をまぶしてしばらくおく。少しもんでアク抜きをし、水洗いする。

  2. ボウルに甘酢の材料を入れ、砂糖とうま味調味料が溶けるまで混ぜる。

  3. フライパンに(1)を入れ、中火で煎りつけて水分を飛ばす。しんなりしてやわらかくなるまでが目安。

  4. (3)を熱いうちに(2)の甘酢に浸ける。

先生プロフィール

牧 弘美 (まき ひろみ)
東京・調布で「牧クッキングサロン」を主宰。テレビ料理番組のレギュラー講師としても長年活躍し、著作も多数。富山県富山市出身。