うま味調味料ってなんだろう?
原料

さとうきびなど自然の農産物を原料に

うま味調味料は、世界各国、各地域でとれるさまざまな農産物を原料としています。アジアではさとうきび、キャッサバ、米国ではとうもろこし、南米ではさとうきびが主流。そのほか、一部の地域ではさとうだいこん、小麦なども使われています。

さとうきび  イネ科

ガンジス川流域原産の熱帯植物。秋にススキに似た大きな穂をつけます。茎には約15%のショ糖が含まれ、これを機械で絞り糖蜜と砂糖に分け、うま味調味料はこの糖蜜を原料としています。主な生産地は、ブラジル、キューバ、ハワイ、台湾など。日本では沖縄、鹿児島で栽培されています。

とうもろこし  イネ科

別名 トウキビ。メキシコから南アメリカ北部が原産。米国、中国、ブラジル、日本では北海道で多く栽培されています。メキシコでは、紀元前3600年ごろの堆積物の層にも穂軸がみられます。現在では食用としてだけでなく、飼料用としても活用されています。

コメ  イネ科

世界で生産される穀物としては小麦についで2位であり、とうもろこしと共に世界の3大穀物のひとつです。起源は古く4000~5000千年以上昔から栽培されています。でん粉を主とする炭水化物を約80%含み、主食としての重要なエネルギー源となっています。

小麦  イネ科

中央アジアからカスピ海にかけての原産。世界で最も多く生産される穀物で、世界人口の半分近くの主食になっています。でん粉を主とした炭水化物を70~80%含んでおり、また外層部分には食物繊維や鉄分が豊富で生活習慣病の改善にも見直されています。

キャッサバ  トウダイグサ科

別名 タピオカ。熱帯作物のため日本には馴染みがないけれど、加工されたタピオカパールは良く知られています。ブラジル産で、南アメリカでは数千年昔から主食としていました。茎は1年で2mにもなり、根につくイモはでん粉を約30%含んでいます。

さとうだいこん  アカザ科

別名 甜菜(テンサイ)。地中海地域が原産。さとうきびと異なり寒冷地に適応し、ロシア、ウクライナ、また北海道でも栽培されています。根部には20%の糖分があり、砂糖の原料として世界の約40%を占めています。

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