うま味調味料のことなら、ここにおまかせ 日本うま味調味料協会

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おくずかけは精進料理でもあり、家庭料理としても親しまれてきました。野菜や豆腐・豆麩、白石温麵といった胃に優しく消化によい食材を使用しているので風邪気味のときや体調が悪いときの食事にもぴったりです。使用する食材も特別なものではなく、その土地でとれる食材や野菜の切れ端・くず野菜で作れるので無駄がなく、「食材を最後まで大切に」という先人の思い・知恵が詰まった料理です。食品ロス、野菜の価格高騰などにより食材の使い方・食材の価値が見直されている今だからこそ、おくずかけを通して食材を最後までおいしく味わう大切さを伝えたいです。そして、子供から働き盛りの若者、高齢者まで万人に愛される料理になってほしいです。

おくずかけは一品でも色々な栄養素を摂取できるため、高齢者はもとより小さい子供のいる親や共働き家庭、忙しい若者にもおすすめの郷土料理です。うま味調味料を使用することで味に深みや統一感が出て、全体の味のバランスが良くなり、減塩しても物足りなさを感じることはありません。また、素材本来のおいしさ・食感を引き立てる効果やしいたけなどの強い味や癖のある味をマイルドにする効果もあります。うま味調味料を活用することで減塩をしながら、郷土料理のおいしさを最大限に発揮することができました。 うま味調味料には昔ながらの郷土料理の味を損ねることなく、健康的でおいしい料理へと進化させる力があります。この機会を通して、多くの人にうま味調味料について知ってもらい、伝統的な食文化継承や日々の食事をよりおいしくするための強い味方として活用していただきたいです。

  • 精進料理に端を発した日常的な家庭料理であり、学校給食のメニューとして子ども達にも馴染みのある料理であること。 季節野菜を使用し「土垂芋」、「白石温麺」という白石市の特産品を食材として使用していること。(鎌倉女子大学 中谷弥栄子先生)
  • 由来や伝統食材など、郷土料理の特徴をきちんと調べ、その食材の使い方や価値を大切にする視点が大事にされている。精進料理を減塩しておいしくするため、植物系のだしの組み合わせを検討した点。(長野県立大学 中澤弥子先生)
  • 白石市の産物を活用したユニークな料理。栄養面にも言及している点。SDGsの視点がある。料理の現代的な利点を見出している点。(女子栄養大学出版部「栄養と料理」 浜岡さおり編集長)
  • 温麺、土垂芋、葛粉を使い地域性を強く感じる。動物性食品不使用で、とろみを活かした料理であり、高齢化した現代にもフィットするレシピに感じられた。「とろみという美味しさ」の可能性。(㈱NHK出版「きょうの料理ビギナーズ」 米村望編集長)
  • 肉類を使わない精進料理である点、野菜、干ししいたけ、油揚げなどおなじみの素材で作る点をきちんと守っている。薄口しょうゆ、塩など大変シンプルで基本的な和の調味料のみで作られている。(㈱オレンジページ「オレンジページCooking」藤井裕子編集長)
  • 今回の郷土料理コンテストの意義をよく理解した作品である。(日本栄養士会会長 中村先生)
  • 使用する食材や季節野菜の切れ端・くず野菜で作ることが出来るため、食品ロスの削減、地産地消にも貢献出来る。野菜が小さく切られているので、子どもや高齢者でも食べやすい点。白石温麺はゆで時間が短く、具材を薄く切るとともにうま味調味料を使用することにより、煮込み時間も短縮され、時短調理を可能にした。(中谷先生)
  • 一品でもいろいろな栄養素がとれ、残り野菜を利用でき、白石温麵が短時間で加熱できる点。時短のため、白石温麵を別にゆでないで一緒にゆでることにして、塩分をもっと減らすことにすると、より手軽になり時短料理の魅力が増すと思った。(中澤先生)
  • 再発見した点。とろみ濃度の調整をした点。映えにこだわったくふうが現代的。世代ならではの栄養問題などさまざまな世代への活用を想定している点。ユニバーサル料理。(浜岡編集長)
  • 時短を意識して、下ゆで等に工夫がみられる。(米村編集長)
  • 花麩やいんげんなどで彩りを整え、美しく仕上げている点がよい。素朴な見た目になりがちな料理だが、見た目が「映える」ことも考えられている。(藤井編集長)
  • 里芋の下味、ささげの下ゆでにうま味調味料を加え食材の特長を生かす工夫をしたこと。干ししいたけの水戻しにうま味調味料を使用することで、干ししいたけにうま味を染み込ませたこと。うま味調味料を加えて煮込むことで、煮込み時間が短くても深みのある味となった。選択した食材のうま味が、うま味調味料の使用により、さらにアップした。(中谷先生)
  • 減塩率が22%であり、汁を減らすなど、さらに減塩できる工夫があるように思った。ささげが、なぜうま味調味料を利用することで青くささを抑え、色鮮やかに保たれるのか、興味深い。(中澤先生)
  • 乾物戻しに活用。バランスの良いレシピになったようだが、減塩率はあまり高くない。(浜岡編集長)
  • 野菜の下ゆでの際の、うま味調味料の有効性。干したきのこ特有のくせをうま味調味料で消していること。(米村編集長)
  • 下味、下ゆで、乾物の戻しなど【下準備にうま味調味料を使う】点がすばらしい。素材独特の青くささやくせを抑えつつ、おいしさを引き出している。(藤井編集長)

  • 里芋の下味に、塩ではなくうま味調味料を使用することで減塩しつつ、里芋の甘みを引き立てました。
  • ささげの下ゆでにうま味調味料を加えることで、青くささを抑え、時間がたっても鮮やかな色を保てるようにしました。
  • うま味調味料を加えた水で干ししいたけを戻すことで、しいたけにうま味を十分染み込ませ、味が馴染むようにしました。
  • うま味調味料を加えて煮込むことで、煮込み時間が短くても長時間煮込んだような深みのある味を出しました。

  • 複雑な工程・新たな工程を挟むことなく、下ゆでや下味にうま味調味料を加えるだけで手軽に、味と見た目が良くなります。
  • うま味調味料を加えると煮込み時間を短縮しても、味に深みを出すことができるので一石二鳥です。時間のない現代人が作りやすいひと工夫です。
  • しいたけなどの風味の強い食材にうま味調味料を加えることで、マイルドな味にして子供たちにも食べやすく仕上げました。

  • 身近な食材の組み合わせを考えることで、植物系のだしだけでも、相乗効果でうま味を格段にアップさせ、誰でも簡単においしく作れるように工夫しました。
  • 生しいたけではなくグアニル酸が凝縮されている干ししいたけを選択し、動物系のうま味成分の代わりに同じ核酸系うま味成分であるグアニル酸のうま味を生かしました。
  • 片栗粉のとろみを上手く活用することで、味を閉じ込めておいしさをより強く感じることができます。また、片栗粉の量を少し変えただけで料理の味やおいしさはかなり変わります。伝統的なレシピよりとろみを強くしつつ、麺や具に汁が絡みやすく、最もおいしく感じる片栗粉の量を調整しました。
  • 花麩やいんげんを使用することで彩り良く、見た目からもおいしさが伝わるように工夫しました。

A
伝統レシピ
(1人分)
B
減塩レシピ
(1人分)
C
<うま味調味料活用>
減塩レシピ
(1人分)
C
<うま味調味料活用>
減塩レシピ
作りやすい分量
(4人分)
材料名 配合 塩分 配合 塩分 配合 塩分 配合
里芋 40g 40g 40g 160g
にんじん 20g 20g 20g 80g
ごぼう 10g 10g 10g 40g
いんげん 5g 5g 5g 20g
干ししいたけ(水戻し後) 10g 10g 10g 40g
油揚げ 10g 10g 10g 40g
麩(乾燥) 3g 3g 3g 12g
白石温麵(乾麺) 20g 20g 20g 80g
薄口しょうゆ 9g 1.6g 9g 1.6g 9g 1.6g 36g
0.7g 0.7g
片栗粉 3g 5g 5g 20g
水(片栗粉水溶き用) 30g 30g 30g 120g
うま味調味料(干ししいたけ戻し用) 0.2g 0.06g 0.8g(8ふり)
うま味調味料(里芋下味用) 0.2g 0.06g 0.8g(8ふり)
うま味調味料(いんげん下ゆで用) 0.2g 0.06g 0.8g(8ふり)
干ししいたけの戻し汁 100g 100g 100g 400g
70g 70g 70g 280g
TOTAL塩分 2.3g 1.6g 1.78g
減塩率 30% 23%

※上記の表は左へスワイプしてご覧ください。

  1. 干ししいたけは一晩、うま味調味料を加えた水につけて、戻しておく。
    干ししいたけの戻し汁は煮込み時に使用するためとっておく。麩は水で戻しておく。
  2. 里芋はうま味調味料で下味をつけ、食べやすい大きさに切る。
    いんげんはうま味調味料を加えた湯でさっとゆで、1本を斜めに3等分に切る。
    人参はいちょう切りにし、ごぼうはささがきにして水にさらす。
  3. 油揚げは熱湯を回しかけ油抜きをして、細切りにする。
  4. 干ししいたけの戻し汁を鍋に入れ、分量の水を足し、いんげん以外の野菜を入れて柔らかく煮る。
  5. さらに油揚げ、麩を入れてひと煮立ちさせ、薄口しょうゆで調味する。
    水溶き片栗粉を加え、とろみがついたら火を止める。
  6. 沸騰した湯で白石温麵を2~3分ゆで、湯切りする。
  7. ゆでた白石温麵を盛り付け、上から汁を回し入れ、いんげんをのせる。