2025年2月時点での「化学調味料無添加」表示製品は、2022年同月（消費者庁「食品添加物の不使用表示に関するガイドライン」発表直前）と比較して2%（98%減）まで減少し、表示の適正化が進んでいることが分かりました。調査結果を公開いたします。

「食品添加物の不使用表示に関するガイドライン」は2022 年3 月30 日に消費者庁より発表され、2024 年3 月末に経過措置期間を終了しました。
日本うま味調味料協会では、「化学調味料無添加」表示製品数の推移を2018 年2 月、2022 年2 月、2024 年2 月、2025 年2 月の4時点にて調査しました。
調査の結果、2025年2月の「化学調味料無添加」表示製品は、2022年(ガイドライン発表直前)と比較して2%（98%減）、2024年(経過措置期間終了直前)と比較して7%（93%減）まで減少しており、ガイドラインの効力が明らかになりました。
このように表示の適正化が着実に進んでいることは、消費者にとっても誤解を招かない、より正確な情報提供につながると考えられます。
今後はガイドラインの趣旨がさらに浸透し、企業と消費者の間でより透明性の高いコミュニケーションが築かれていくことが期待されます。